デイトナ24時間レースは、ル・マン24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースとあわせて世界三大耐久レースの一つ。2023年1月28〜29日、アメリカ・フロリダ州デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでロレックス・デイトナ24時間レースが開催されました。このレースは、FIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスにも参戦が可能なLMDh規定のマシンのデビューレースでもあり、アキュラ、キャデラック、ポルシェとBMWが参戦し新時代の幕開けとなりました。

Immun'Âgeが2005年からサポートするアストンマーティン社開発ドライバーを務めるダレン・ターナー。最多23台がエントリーするGTDクラスに2022年WEC Amクラスチャンピオンのアストンマーティンレーシング(AMR)ファクトリードライバー、マルコ・ソーレンセンと共に参戦しました。これまで、なかなか勝利を掴めなかったデイトナ24時間レース。ダレンらを擁するAMRのパートナーチームである27号車(#27)Heart of RacingのAston Martin Vantage GT3は、この過酷なレースを安定した速さとチームワークを発揮し見事クラス優勝に輝き、AMR、そしてVantage GT3にとってデイトナ24時間レース初勝利という歴史を刻みました。また、#27は、プロドライバーのみで構成されるGTD Proクラスを制したマシンよりも前でチェッカーを受けるという驚きの強さでもありました。そして、AMRファクトリードライバー、ニッキー・ティームらを擁するAMRのMagnus Racing #44がクラス２位で完走。AMRは、多くのライバルを制し1-2フィニッシュを飾り、2023年最高のシーズンスタートを切ったのです。

27号車 Heart of RacingのAston Martin Vantage GT3