ニュルブルクリンク24時間予選レース SP9: Vantage GT3 #90

5月最初の週末はレースに大忙しです。Immun'Âgeと約20年にわたるパートナーシップを築くAston Martin Racing(AMR)が、現地時間5月６〜8日にかけて、2022年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間決勝(ベルギー)と世界一過酷なコースで知られる耐久レース、ニュルブルクリンク24時間予選(ドイツ)に挑みました。

5月7日(土)に行われたベルギー・スパでのWEC第2戦決勝では、このサーキットの名物である"スパ・ウェザー"に各車が翻弄され、大荒れのレースとなりました。6時間の決勝レースでは、3回の赤旗中断に加え、セーフティーカー、フルコースイエローが度々導入される悪天候による難しいコンディションの中、LMGTE-Amクラスに参戦したAMRが見事安定したレース運びをし、AMRファクトリードライバーのMarco Sorensenが率いる33号車が2位、AMR名物(?!) ファクトリードライバーNicki Thiimが率いる98号車が3位表彰台を獲得しました。

また、5月26〜29日にドイツ・ニュルブルクリンクで第50回目の記念すべきニュルブルクリンク24時間耐久レースが開催されます。Proクラスとして参戦するAMRは、先輩AMRドライバーがWECで不在のため、若手ファクトリードライバーCharlie EastwoodとValentin Hasse-Clotの2人が90号車を託され、初めてのニュル24時間予選レースに果敢に挑みました。この予選では、総勢91台が参加し6日に2回の予選と7日と8日にそれぞれ3時間の予選レースを行い、その結果が決勝レースでのスターティンググリッドに反映されます。予選ウィーク最終日となった8日、前日の予選レース1でSP9クラス20位からスタートした90号車は、ペナルティなども加算されないクリーンなレースを展開し、競合がひしめく中AMR"ルーキー"コンビはトップ10入りの8位で予選を終えました。昨年は、14時間以上にも及ぶ中断を挟む大荒れの24時間レースを制したAMR。2022年シーズンの活躍から目が離せません！

Congratulations to All !

WEC第2戦スパ・フランコルシャン決勝 LMGTE-Am #98

表彰式にて AMR名物ファクトリードライバー Nicki Thiim

Great job, "Rookies"!!