Aston Martinは100年以上の歴史からレースとの関わりが深く、会社のトップ自らが24時間レースに参戦し、自社の車の性能と耐久性を証明してきた。2014年10月からCEOを務めるAndyもV8 Vantage GT4で24時間レースに初挑戦した。

ドライバーはAndy Palmer、Aston Martinデザイン ディレクターのMarek Reichman、モータージャーナリストのAndrew Frankelのアマチュアメンバーと紅一点の女性プロドライバーAlice Powellで、オールイギリス人ドライバーチームであった。

25日、午後4時にレーススタート。一番手のドライバーAliceはコンスタントに周回を重ねトップテンを維持、その後、Andrew、Marek、そしてAndyにバトンタッチ。Alice以外、雨の夜のサーキットは初めての体験であったが、皆順調にレースをこなし、レース終了4時間前、チーム監督のGrahamの判断でAliceがダブルスティントを走行し、見事総合5位まで追い上げ、最終ドライバーAndyに。

26日午後4時、CEOのAndyは見事総合5位でチェッカーフラッグを受けた。

今回は各ドライバーに加えメカニックもAstonMartinRacingヘルスアドバイザーの指示でImmun' Âgeを摂取。皆、お年に関わらずレース終了まで集中力を切らさずミッションをやり遂げた。

女性プロドライバーAlice Powellは高校生時代から大里研究所のスカラシップのサポートを受けており、女性で初めてBARCフォーミュラルノーでチャンピオンに輝いた。今回の24時間耐久レースは、彼女にとって初めての経験であったがレース中はチームメイトのドライバーにアドバイスをして緊張をほぐし、多くの人々に彼女の才能を見せる事ができた最高のステージであった。

それにしても、Andyを含めたアマチュア3名のドライバー並びにVantage GT4はよくがんばった。