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WEC 富士6時間耐久レース 2015
2015/10/29
10月9日~11日、2015年WECの第6戦目となる「富士6時間耐久レース」が富士スピードウェイで開催された。
グリッドウォークにてメカニックスタッフと |
Aston Martin Vantage V8 97号車 |
WEC(World Endurance Championship)は、F1、WRC、WTCC、FIA-GTに次いで2012年に新たにスタートした世界選手権で、フランスのル・マン24時間レースを含む全8戦で争われる世界最高峰の耐久レースシリーズ。
出場する車両は4クラス(LMP1、LMP2、LMGTE-PRO、LMGTE-AM)に分けられており、ドライバーもレース経験や実績で全4段階に類別され出場できるクラスにも制限がある。
毎年、世界各国の自動車メーカーや名門チーム、トップアマチュアが一斉に競い合い、熱いバトルを繰り広げる。
今回、アストンマーティンレーシングはGTE-PROクラスに95、97、99号車、GTE-AMクラスクラスに96、98号車の合計5台で参戦した。
オフィシャルパートナーである大里研究所からは理事長 林らが富士スピードウェイに集結。大里研究所は2005年からアストンマーティンレーシングにFPPを提供し、ドライバーやピットクルーを健康維持の面からサポートしている。
9日は公式練習が行われ、10日は午前に公式練習、ピットウォークが開催された後、午後から公式予選がスタート。今年は予選方式に変更があり、アタックの時間が25分から20分になり、2ベストラップタイムの平均から各選手のベストラップの平均で争うこととなった。アストンマーティンレーシングはPROクラスで99号車が3位、AMクラスで98号車が2位についた。
決勝レース日の11日は前夜から雨が降り続く中、レース前のピットウォークでは多くのファンが傘をさしながらドライバーのサイン会に列を作った。スタート前のマシンが一堂に並ぶ緊張感に包まれたグリッドを歩くことができるイベント、グリッドウォークでは、理事長 林はアストンマーチンレ―シングのドライバーやクルーにエールを送った。なお今年から「ル・マン式スタート」を彷彿とさせるスタート進行に変更になったため、マシンがピットウォールに沿って勢揃いし、昨年とはまた違った雰囲気を楽しめた。
そして、午前11時にいよいよ決勝レースがスタート。
雨のためコース上の水量が多く、セーフティカー先導でのスタートとなり、1周目で2台のマシンがスピンするなど厳しいコンディションであった。そして小雨になった18週目についにセーフティカーが抜けレーススタート。時折、雨が激しく降ったり止んだりと変わりやすい天候であったが徐々に路面が乾いていく難しいコンディションの中、熾烈なバトルが繰り広げられた。
アストンマーチンレ―シングは5台とも無事完走を果たし、AMクラスで98号車が2位となり表彰台に上った。
3日間で延べ52,000人の観客動員数を記録した2015年WEC富士6時間耐久レースは幕を閉じた。来年は10月16日決勝の日程でWEC富士戦が行われる予定となっている。
97号車ドライバーのダレン・ターナーと |
大里研究所メンバー |
メディカルトレーナーのジョン・カミラ氏と |
ピットではメカニック達が整備を進める |
ピット裏には様々パーツが並ぶ |
FPPの差し入れ |
ドライバーはパドックでも ファンにサインを求められる |
Immun' Âgeロゴの ダレン・ターナーのヘルメット
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練習走行へ向かうダレン
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ピットウォーク サイン会が始まる
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予選がスタート
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ピットにて予選を見守る |
パドックから見えた富士山
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決勝日のピットウォーク 今年も多くの人が列をなして入場
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ファンに気さくに対応
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よく見るとマシンの上にフジッピーが! 遊び心ある演出
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決勝レース直前の
グリッドウォーク
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チーム監督John Gaw氏と |
獅子舞も登場
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決勝がスタート |
水しぶきが上がり、霧のよう
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シケインを果敢に攻める |
ピットイン
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徐々に乾いていく路面 |
外での観戦はエンジン音が鳴り響き
迫力がある
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98号車 |
アストンマーティンレーシングは
5台とも無事に完走
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観戦ルームでビバンダムと |
表彰式
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