今年もニュル24時間レースの時が来た。
一年に一回、七夕のように懐かしい人とサーキットで話すことができるのも楽しみの一つ。アストンマーティンはAMRからV12 Vantage が2台、Aston Martin Lagonda Ltd. から市販車ベースのカートリッジタイプでオイル交換が瞬時にできるNEXCELを装着したVantage GT8、ニュルの生き字引 Dr. Bezが乗り込む V8 Vantageの4台でレースに臨んだ。

レース開始直後、雷雲がレース会場を覆いコース上に雹が大量に降り、まさに雪上コースとなり25台がクラッシュ。
アストンはどの車もこの事故をかわし、3時間後のレース再開で順調な滑り出しであったがしかし、ゴールを迎えることが出来たのは、SP8クラスで表彰台を確保したDr. Bezが乗るV8 Vantageのみであった。Dr. Bezは御年70歳、いまだFPP（Immun' Âge）を愛用し現役である。市販車ベースのVantage GT8は好調で、20時間まで首位をキープしていたが、低速車を交わす時スピンし、クラッシュアウト。
今年は最終の直線コースの制限速度が解除され、最高速度が他社の車より早いアストンマーティンは有利な条件であったが、とても残念であった。
総合ではダントツに早いメルセデスAMGがワンツーフィニッシュ。その差はわずか5.6秒であった。

Vantage GT8のカラーリング
とてもイギリス車らしく
かっこいい

Aston Martin Lagonda Ltd. Motor Sport Director David KingをDarrenとかこんで	Vantage GT8の メカニック、ドライバーの面々 友人でありドライバー Peter Cate
今年もDr. Bez ニュルに登場	レース開始前の 唯一リラックスできるひととき