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第45回 ニュルブルクリンク24時間耐久レース
2017/06/08
Race report by Aston Martin Racing official partner
ホワイトアスパラが美味しい季節。
今年も5月25日から28日フランクフルト国際空港から車で90分のドイツ特有の濃い緑の木々に囲まれたサーキット ニュルブルクリンクにて24時間耐久レースが開催された。高低差300m、コーナー数170か所、F1 GPコースと北コースを一つにし、1周25.359kmの長距離コース。その大きさから長いサーキット場ではオイルあり、雨、晴れ、曇り、雷雨と色んな天気が同時刻に存在し24時間と長丁場なレースにもかかわらずタイヤ選択が勝敗を決めるポイントとなり毎年ドラマを見せてくれる。
Aston Martin Lagonda Ltd.は5月からAston Martin Racingを率いるDavid Kingが昨年の悔しいマシントラブルではないリタイヤから再度カーナンバー7のAston Martin GT8でSP8 Classに挑戦。GT8はデビューから10年以上歴史のあるV8 Vantage をベースに作られ完成の域に達した車となっている。DriverはDarren Turner, Nicki Thiim, Markus Lungstrass, Peter Cateの頼れる面々。26日、朝9時30分から行われた Qualifying 2ではBest Time 9:00.720でSP8 2位。今年新車デビューのLamborghini Huracan SUが8:53.562で新車の面目を保ちSP8 1位。
27日午後3時30分、レースはスタートした。
今年のニュルは日中30度近くの快晴、例年夜中のピットでは気温5度前後で冬の衣服が必要になるが半袖のチームユニフォームでも快適。反面タイヤには過酷な条件となり、多くのパンクが発生、ソフトタイヤメーカーを選択したチームは苦戦を強いられた。
Aston Martin GT8は車、Dunlopのタイヤともベストコンディションで24時間問題なく走り切りSP8で優勝、総合でも21位で多くのSP9レースカーの先でDarrenがゴール。2年越しの優勝にDavid Kingも静かな笑みを見せた。
尚、SP8 2位のLamborghini Huracanとは8 Laps(200km)の差をつけることができた。
6台の車がひしめき合う 1年ぶりのPitの中で |
まかせてくれとNickiがガッツポーズ |
快晴のニュル ドライバー Darren, Nicki, Peter |
今年も頼もしいAston Martin Lagondaのメカ |
Darrenもリラックスしてレースにのぞむ | SP8 Lamborghini Huracan |
レースの合間に休息中のヘルメット | Radio Le Man staff |
美しい夜明けとともに | 朝焼けがやってくる |
ゴールまであと1時間 最後の給油とタイヤ交換 |
優勝おめでとう |
Darrenごくろうさまでした |
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